12月12日 九州産業大学 ゼミナール発表会
終わりました。
表彰式で呼ばれて前に出て賞状を受け取る。そしてその姿を広報の方が写真を撮る。
最優秀賞をもらったんだなぁ。
ハッキリ言ってあんまりうれしくない。
去年と今年。まるで反省が生きてない。
成功したとは言えないですね。
森田先生には準備はイマイチだったけど話で乗り切ったね。
と声をかけていただきましたが個人的には話もロクにできてない。
悔しいというか、なんというか。もらってはいけないものをもらった感覚。
賞とかどうでもいいから数日後にもう1度やらせてくれ!!!
そんな気分です。
今回の更新は人に見せるというよりはこの感覚忘れないものにするための更新にします。これも振り返りやらないとね。
12月2日 RTD実践 フリーライター赤坂太一さん
更新遅くなりました。
アビスパ福岡J1昇格おめでとう!
2016シーズンは鹿島サポーターとして全力で潰しに行く。
前から話していた通り、ついに実践の機会。
フリーライターの赤坂太一さんが九産大に来校され、ゼミでフリーライターのお仕事の話と就活のお話をしてくださいました。
ゼミのメンバーから変な目で見られつつ準備。
振り返りイベントにきていた5人のメンバーのうち、もともと1人は他ゼミなので4人でやることにしていたんですが一人来ない…
振り返りイベントには参加しませんでしたがワークショップに参加した人を加え2・2で分けてRTDを行いました。
さてやりましょうか。初めてやった時は「楽しそう!」なんて感じていたわけですが、今回に関しては不安しかなかったです。「また失敗したらどうしよう。」とか。
でもまあ結局ゼミの大半の人たちが初めて見るものだし失敗したってバレないだろう!なんていいのか悪いのかわからない、開き直った状態でスタート。
久々の実践
前回の振り返りイベントは書かなかったので個人的にはワークショップ以来のRTDとなりました。
始めて驚いたことが一つ。
自分でもびっくりするくらい精神的に余裕がありました。
最初の記事にも書きましたが「始まった途端、頭の中は大パニック。」なんて状態にはならず、話を聞きながら書くことがある程度できるようになっていました。
これは振り返りイベントのおかげかなと。1度整理することでやりたいこと・目標がある程度ハッキリしていたことがとてもよかったと思います。
それともう一つ明確に成長できたのではないかと感じるポイントがありました。
それは「情報の取捨選択」の速度。
まだまだ常葉さんには程遠いですし、書いている量も足りませんが前よりは書き出す量が増えたと思います。これも精神的な余裕から来てるのかも。やっぱり1度パニックに陥ったものを落ち着いて整理することってかなり大切ですね。
また今回やったことでワークショップ後、無意識にこだわっているところがあるなぁと思いました。構造化の部分です。
完全に個人の感想なんですが、メンバーに負けず嫌いが多い。(主に自分と畠中&川上)
だから言葉にしないだけでどこかで「負けてたまるかこのやろう。」な感じ。この負けたくない感情が何に対して、誰に対してなのかはわかりませんが、「戦える長所」を伸ばそうっていう意識が強く働いているのかもしれません。なにと戦ってるかはもちろん不明。
終わった後、疲労感が全身を襲う中、軽く振り返り。RTDはこんな感じに。
川上・佐藤
尼崎・畠中
見直してみるとかなり付箋の貼り方が雑だと思います。
畠中も「美は細部に宿る。やね」と言ってました。(WSからしつこいくらい何度も言ってました)
でも実際そうだと思います。雑に貼られていると見る気が起きない。
これはできないことではなくできていないこと。改善できるポイントですね。
講演終了後、赤坂さんにRTDを見ていただくこともでき、有意義な時間となりました。
振り返っている最中、森田先生から「これはどういう話?」と聞かれたんですが、正直これに関してはまだ説明できません。一言で説明しようとするから難しいんだと思います。ただ簡潔にまとめるのって本当に難しい…
ひとまずこれでRTDはおしまいなのかな。もったいない感じもしますが。
私はゼミ発表会の準備に入ります。。。
11月26日 RTDワークショップ振り返りイベント
前回の続きかな?
早速振り返りイベントを行いました。
まずはRTDについてのイメージ。
「できたら超かっこいいし、やってて楽しい。難しいけど。」
この考えは振り返りイベントに臨んだ5人が共通して持っていたイメージです。
12月2日にフリーライターの赤坂さんがゼミにお越しになり、お話をされるということで、RTDを実践することになりました。
集まった5人のメンバーを3:2に分け、3人があーでもないこーでもないと自由に会話しながら、2人のチームがRTDっぽくまとめることに。
まずは自分たちのやれることを書き出すところから。
- 綺麗に貼る
- 綺麗に書く
- 枠組みを作る
- 出てきた情報をまとめる
- 結論を拾う
次に今現在できていないこと。
- 絵が描けない
- 時間軸を無視してしまう
- 情報の取捨選択の速度
以上を踏まえて、ワークショップの時に使用したスライドで気になった7つのポイントから「今の自分たちができること、できていないこと、できないこと」に分けることに。
手っ取り早く自分たちが改善できそうな部分に丸を付ける感じです。
こんなスライドの使い方初めてだな。
細かい話が多くなってしまったので畠中・川上両氏のRTD貼っておきます。
哲学みたいな話になったりと、結構大変でした。話してる時は楽しかったけど。
ちなみに今回文章少なめなのもそれが理由です。
今回の赤坂さんのお話をRTDすることになり、目標を立てました。
赤坂さんの話す時間軸を大切にし、分類分けを行う。
これはワークショップを行った際、普段のノートをとる時との違いで最も大きく違うと感じた部分です。
その人が話す内容を記録する際、普段の自分たちであれば話の事象のみをピックアップするのに対し、RTDでは「今この時」を記録する部分がより大きいと考えたので、その人の話す内容の時間軸が大切なのではないかと考えました。
ちなみに・・・
これは僕自身が手元で書いた振り返りイベントのメモです。字が汚いのは許してください。
おそらくこれ見ただけでは「お兄さんたち何話したかわからないよ。」といわれるでしょう。これがRTDとノートの違いなのかなと。
自分が理解できるのであれば構造化とか気にせずにこんな感じでもいいんですよね。
ただこれだと時間がたつと「・・・?」ってなりがちだったなぁ。とも思います。
結局俺は書くことで満足しているだけなんじゃないの…?
もっと人に見せられるノートづくりを心掛けねば。
11月21日 RTD ワークショップ in九州産業大学
RTD(リアルタイムドキュメンテーション) は、学習やビジネスにおいて意思決定を助ける記録・共有の有効な手法である。
驚くほどまっさらな状態からスタートした今回のワークショップ。
「とりあえずやってみようか。」そんな軽い感じでスタートしました。
翌22日にあるUXJapanの会場でやってみよう!なんてお話もあり、常葉大学・成安造形大学の皆さんが到着される前日なんかは結構ワクワクしていました。
ワークショップ当日
常葉大学の学生さんが講師となり、まずは書きやすいペンの持ち方、直線の書き方から。
いざ書いてみるとこれが想像をはるかに超える難しさ。でもなぜか面白いと感じている自分もいました。
おそらくこれは手本としてやっていただいているのを見たときの「あ、こうなれるかもしれないんだ」なんて感情から来ていたのかもしれません。
要素
構成する要素として7つのポイントを教えていただきました。
- 4つの情報があるとわかりやすい
- キレイに見える画面作り
- 番号を振ってみよう
- 矢印でつなげてみよう
- 記号を使うとわかりやすい
- 挿絵でもっと楽しく
- 罫で囲むとよくわかる
1.の4つの情報とは、発話・ふるまい・場の状況・時間経過。
キレイに見える画面作りの中で、書く時の流れの説明が個人的には「おぉ」と感じたところですね。
記録する場所なんかによって同じ紙に書く時でも流れが変わる。
これは経済学部の自分ではやらないやり方です。基本的にノートは左上から書いていくだけになっていましたが、いろんなパターンがあるんだなぁ。と、ちょっと感動(?)
自分の書く普段のノートにも活用してみよう!とこの時点では意気揚々。
実践
基礎的なところをやったら、さあ1度やってみましょうか。
まずはA3の紙に5分間のお話を書いてみるところから。
始まった途端、頭の中は大パニック。
とりあえず話し手のエピソードは無視し、伝えたいであろう所を抜き出していくように変えます。
終わった今考えると、RTDを行うのであればおそらくエピソードを抜き出し、時間軸でまとめていくのがいいのだろうと思ったりしますが、そんなこと考える余裕なんて全くなかったです。
困惑と混乱の状態であっという間に5分終了。もう何が何やら。やられ気味です。
「これはやばい」なんて感じていると講師の方から「普段自分たちがやっている記録手法を使いながらやってみましょう。」とお話がありました。
そこで普段やっている「大量の情報を付箋紙に書いてあとからまとめる」という手法をとってみました。これならいけるかも・・・?
普段の方法をとってみて・・・
「聞けない」「書けない」「まとまらない」
まあ1度躓いてるから当然というえば当然ですが、これは完璧な3ツールプレイヤー。走攻守そろってますね。
こうなった原因を自分なりに考えると・・・
- 普段のやり方だと時間の制約がないので情報を取捨選択しなくてもよい
- 文字で記録するのでエピソードが断片的になり流れが作れない
- 「聞く」行動と「書く」行動を同時に進行させることができない
- この二つが同時進行できないので構造化が間に合わない
ざっと出すとこんな感じでしょうか。絵が描けないとかそういうことにたどり着く以前の問題ですね。
おそらく当日観察者として入られた成安造形大学の学生さんは「うわ、手が止まってる」と思われたんじゃないかと。
この頃には「えらいもんに飛びこんでしまったかもしれない」、「明日できる気がしない」なんて結構勝手に精神的にボコられてました。
ワークショップ直後の感想
リフレクションシートに書いたことのほうが精神的にリアルな感じが出るかなと思うのでそこから抜粋。
1. 今回のワークショップ満足度は?
ほぼ満足。ただ技術もないのでこの短時間でやるのは難しいように思う。
2. 学べたことはなんですか?
大量の情報を可視化する方法
3. はっとした瞬間、印象に残ったのは?
リアルタイムで同時に書くことと聞くことができないこと。難しい。
4. 今回うまく学べなかった、失敗したことは?
普段行っているやり方では時間的に追いつかない。
5. 明日の目標、準備・練習はどうしますか?
自分が理解すること。他人に見せられるレベルではない。基本ができてない。
6. 出来なかったと思う理由は?
圧倒的な技術不足。事前準備不足。
今見返すと笑っちゃうくらいやられてますね。でもこんな感じです。本当に。
要素編で流れの説明に感動したのにもうこの時点ではショックで忘れています。
正直このタイミングでは頭の中が拒絶反応全開でした。
土曜日の深夜
この時間があるのとないのとでは翌日の自分のモチベーションが大きく変わっていた思います。
22日のUXフォーラムで行うかどうかをワークショップ直後に決めていたらきっと自分は・・・
時間が少し経過したことで、頭の中で整理が進み少しずつ序盤に感じていた「おもしろい」感情がよみがえってきます。
ここで問題になったのは翌日RTDを行うかどうか。
もともとUXフォーラムの話を聞くことが楽しみだった自分にとって、RTDは言ってしまえばあとから来た追加のお話。でも「あとから来たお話」にもワークショップを通して興味を持てましたし、負けず嫌いの自分にとってリベンジしたいという感情も。
「じゃあ、どっちをやりますか?フォーラム参加とRTD。」
「聞く」と「書く」が同時進行できない自分にとってこれはある意味究極の選択。
最終的には
- どっちもやる
- 講演されている方の話が理解できなければ手を止めて聞く
ということに。
数日たった今感じるワークショップの収穫
まず通常の大学の講義のノートに大きな変化がありました。
円や罫で囲む、矢印を多用する、気にも留めないような小話を図で書く。
構造化していくところで文字ではなくビジュアル的に大きな変化がありました。
またこれは個人的なことですが大きい紙に書き込むことを体験しているのでA3の紙に書き込むとサイズ感が急激に小さく感じています。
これに関しては構造化する部分をうまく使いこなせれば。
やってる最中はそうでもなかったですが、終わった後にジワジワと来るものがある1日でした。それが何かはよくわからないんですけど、どこか心に引っかかる。そんな感じです。
振り返りイベントでこの引っかかりの正体がわかるといいなぁ。